赤ちゃんが寝ない！対処法にはスリングを活用。３児の母が選ぶおすすめスリング５選。

育児での困りごとっていろいろありますが、そのなかでも最も悩ましいものの１つが「赤ちゃんが寝ない問題」ではないでしょうか。

慣れない育児で疲れているのに、赤ちゃんが寝ない、寝ても置けないという状況ではママが休む時間が無くなってしまいます。

そんな時はスリングが便利ですよ♪

ずぼーら

私もスリングには本当に助けられた！！

とはいえ、育児グッズは種類も様々、しかも、自分や自分の子供に合うものかどうかは使ってみないと分からない。と、選ぶのがとても難しいものでもありますよね。

今回は「赤ちゃんが寝ない問題」を解消するために、３児の母である私が選んだおすすめスリングを紹介します。

1 赤ちゃんが寝ない原因
2 スリングとは
3 スリングがおすすめな理由
4 正しい使い方が大事。でも慣れれば難しくない
5 ３児の母が選ぶおすすめスリング５選

赤ちゃんが寝ない原因

赤ちゃん、なかでも特に新生児は泣いてばかりでなかなか寝ないし、やっと寝たと思ったらすぐに起きてしまいますよね。赤ちゃんが寝ない原因には一般的に次のようなものがあげられます。

・お腹が空いた
・お腹がいっぱいで苦しい
・おむつが濡れている
・眠いのに寝られない
・体のリズムが整っておらず昼夜が逆転している

育児書やネットでたくさん出てくるような情報ですね。でも実際に子育てしていると、ミルクをたっぷり飲ませてゲップをさせておむつも替えて子守唄をうたってフルサービスで上記の要素を取り除く努力をしてもまだ赤ちゃんが泣き止まない、寝ないという場面が多くて困り果ててしまいます。

こちらとしては「一体どうなってるの！？」と叫びたくなります。でも、赤ちゃんの気持ちにになって考えてみると、ちょっと耳の後ろが痒いとか、肌着のタグがチクチクするとか、電気が明るいor暗いのがイヤとか、なんとなく不安とか、ただ寝たくないとか…きっと何かしらの言い分があるんでしょう。言えないから泣いていたり寝ないという方法でしか表現できないんですね。

残念ながらいくらお母さんだって、それに何人育てたって、赤ちゃんの細かい言い分なんて全部は察してあげられません。それにいつまでも寝ないで泣いてばかりいたら誰だって参ってしまいますよね。そんな時のつよ～い味方がそう、スリングなんです。

スリングとは

主に１枚布をたすき掛けの要領で肩に掛け、そのたわんだ部分に赤ちゃんを入れて支える抱っこ紐の一種のことを言います。
スリングで抱っこされると赤ちゃんは自然に身体がまるまった状態で大人の身体に密着するため、胎児の頃に近い状態となり安心感を抱くと言われています。

スリングがおすすめな理由

①赤ちゃんがよく寝る

これ、本当に驚くほどよく寝るんです。私がはじめてスリングを買ったのは二番目の子が生まれたばかりの頃。上の子もいる中で夜中に全く寝ない新生児を片手に抱きながら藁をもすがる思いでポチりました。笑
そうして数日後に届いたスリングに子供を入れたらものの数分ですやすやと眠りにつきました。あまりに感動的すぎて当時ベビーラッシュの最中だった私は同時期に出産した友人達におすすめしまくり、結果、どの子もスリングでよく寝たそうです。
やはりスリングの特徴である赤ちゃんの身体がまるまって大人と密着する安心感が効いているんだと個人的には思っています。

②新生児から使える

スリングは赤ちゃんの自然な体勢(まんまるな体勢)を保ちながら抱っこできる造りのため、０か月から利用できるものが多くあります。そのため、なかなか寝ない新生児～低月齢の赤ちゃんにも使えるんです。

実は新生児から使える抱っこ紐はあまり多くないんです。有名どころではベビービョルンなどで新生児から利用できるものもありますが、人気のエルゴでは別売りの専用インサートを利用しないと首すわり前の赤ちゃんは抱っこできません。

その点、スリングであれば別売りの付属品などがなくてもそのまま新生児を抱っこできるので便利ですね。

③寝かしつけをしながら他のこともできる

スリングに赤ちゃんを入れてしまえば、抱っこする大人の両手はあいた状態です。さすがにバックルなどで留める抱っこ紐ほど造りは頑丈ではないので、スリングのまま何でもできるとまでは言いませんが、簡単な家事やスマホ・PCをいじったりという作業は問題なくできます。もう、それだけでスリング万歳！！って感じですよね。

④寝たあとの着地の成功率が高い

スリングの中で赤ちゃんが寝ついたら次に狙うのは布団への着地です。これが普通の抱っこだと本当に難しい！背中スイッチとかよく言われますが、本当に赤ちゃんって置いた瞬間に起きるんですよね。

でも、スリングで赤ちゃんがある程度深い眠りに入ったタイミングを見計らってチャレンジすれば成功率は高いです。スリングのまま布団の上に行き、大人の身体をスリングからスポっと抜けば赤ちゃんの体勢を保ったままで着地できるんです。そのため、大人の身体の抜きやすさはスリングを選ぶ上で重要なポイントの１つです！

⑤お値段も手頃

スリングの多くは１枚布かシンプルなパーツのみで作られています。それゆえ、細かいパーツやいくつものバックルが付いた抱っこ紐に比べて安価なものが多いです。安いものなら2～3,000円から買えるので、気軽に試してみることができますね。

正しい使い方が大事。でも慣れれば難しくない

スリングはお手頃な価格のものも多いので買いやすいのですが、「なんだか難しそう」という理由で敬遠している方が多いような気がします。でも、それって本当にもったいない。

確かに、スリングを使うには、股関節脱臼を防ぐために赤ちゃんの足をしっかり開く・窒息しないように赤ちゃんの顔が埋もれないようにする等の注意点があります。ですが、これらの注意点と商品ごとの装着ポイントなどはメーカーのサイトや説明書にも細かく書いてありますし、なんといってもYouTubeで実際の装着方法を見ることができる商品が多いので、それらを見ながら練習すれば安心して使うことができます。本当に便利な世の中になりましたよね。

３児の母が選ぶおすすめスリング５選

さて、いよいよおすすめスリングのご紹介・・・と、その前に。３児の母的、スリング比較のポイントをご紹介。

スリング比較のポイント

①安定感

赤ちゃんを抱っこするものなのでやはり安定感は無視できません。スリングはバックルなどでカチッと留めるものではないので、布自体でしっかり赤ちゃんをくるんで安定できるものを選びましょう。

②着脱のしやすさ

先述のとおり、着もさることながら脱が重要です。スリングの中で寝た赤ちゃんをいかに布団におろすかはスリングの脱のしやすさにかかっています。

③洗濯のしやすさ

新生児～低月齢の赤ちゃんはしょっちゅうミルクの吐き戻しをしますし、ウンチ漏れもします。そのため、洗濯しやすい素材・造りであることはスリング選びの上で見逃せないポイントです。

④見た目

スリングっておしゃれな物が多いです。おそらく購入すると毎日使用することになるので、お気に入りのデザインのものを見つけたいですよね！（私的にオシャレなスリング１つあればこちらがテキトーな服装でも目立たないので助かります。笑）

⑤素材（暑さ）

これ、スリングを使用する季節によるんですが、夏にあたってしまうと熱がこもりやすくて大変なんです。大人も汗だくになりますし、何より小さい赤ちゃんが脱水などになっては大変。夏に利用する場合は薄い素材やメッシュ素材のものがいろいろとあるのでそういうものを選びたいですね。（逆に冬は上にブランケットやタオルを掛けることで対策できます！）

それでは上の５つのポイントを中心に３児の母が選んだスリング５選を紹介します！！

おすすめスリング５選

■しろくま堂　ベビースリング　キュットミー！　(生後２週間頃～16㎏まで使用可)

新生児から使える北極しろくま堂ベビースリングキュットミー！しじら織り水色スリング抱っこひも抱っこ紐寝かしつけにも最適フリーサイズ　ブルー

価格:11,000円
(2020/7/9 15:29時点)
感想(145件)

ザ・スリングという見た目のキュットミー！。１枚布をプラスチックの輪っかで留めるリングタイプのスリングです。何を隠そう、私が真夜中にポチッた初スリングがこちらでした。キュットミーの良いところは大人の肩部分と赤ちゃんの頭の部分にクッションが入っていること。しっかり厚みのあるクッションなので肩の負荷をかなり和らげてくれます。また、１枚布で背中部分を大きく広げて使うので重さが背中全体に分散されるのでラクです。サイズもリングのところの布を引っ張って調整するのみなので、夫婦で共有もできますよ。ご主人でも違和感がないようなブルー系やグリーン系のキレイな色も展開されています。
安定感 ★★★★★	着脱しやすさ ★★★☆☆	洗濯しやすさ ★★★★☆	見ため ★★★☆☆	素材 ★★★★☆
大きな布ですっぽりと赤ちゃんを包むタイプなので安定感抜群。心もとなく見えるリングですが、これをキュッと引っ張り調節することで男女・体形問わず体にぴったり装着することができます。	リング１つで調節するタイプなので着用にはちょっと練習が必要です。でも慣れればしっかり体に付くので安心感は◎ 逆に脱は簡単。輪っかの部分の布を緩めて大人の身体をスポット抜けばOKなので着地成功率が高いです。	リングを外せば大きな布なのでお洗濯は簡単だし乾きやすいです。ただ、お洗濯の前にクッション材を抜く＆終わったら戻すという作業があるのでそれだけちょっとめんどくさいです。（どうしても面倒な人にはクッションなしタイプもおすすめ）	これは好みによって賛否分かれると思います。なんとなく民族間！？が漂う感じ。すっごいオシャレ！育児にこだわってる人！！みたいな感じが出ます。笑	安心の綿100％。布１枚なので通気性は良いです。とはいえ、ある程度しっかりした布地なので真夏は暑いです。小まめな水分補給・授乳を意識しながら使用することをおすすめします。

■ホバラップ　(新生児～2歳ぐらいまで使用可)

boba wrap（ボバラップ）寝かしつけに最適な抱っこひも ★代引・送料無料★ bobaオフィシャルストア【1年保証】子守帯抱っこひもだっこひも抱っこ紐ベビーキャリア　おまけ付

価格:7,700円
(2020/7/9 15:36時点)
感想(14件)

ホバラップは他のスリングとはちょっと違い、大人の身体全体に１枚布を巻き付けて腰の部分で結びます。中央に赤ちゃんを入れれば不思議と安定して抱っこができます。３番目の子供の赤ちゃん時期は主にこのホバラップで過ごしました。赤ちゃんが大人の身体の前、お腹のあたりで固定されるので、胎内にいた時の感覚に近くなるらしいです。確かに、これに入れたらほぼ数分で寝ていました。サイズ等は無いので夫婦で共有もできます。
安定感 ★★★★☆	着脱しやすさ ★★★☆☆	洗濯しやすさ ★★★★★	見ため ★★★★☆	素材 ★★★★☆
大人の身体全体に１枚布を巻き付けて使うので、しっかり抱っこできる感覚はあります。赤ちゃんもすごくよく寝ます！ただ、緩んでしまうと巻いているものを全部外して一から巻きなおしとなってしまうのが少々面倒です。	着用は体に長い布をぐるぐる巻きつけるので正直面倒です。でも、１度巻いてしまえばそのまま赤ちゃんだけを出し入れすることができるので、車やベビーカーへの乗せ降ろしが多いとものすごく便利です。ですが、布ごと赤ちゃんを降ろすことはできないので着地成功率は低めです。	布１枚なのでネットに入れて洗濯機で洗うだけ。しかも、お天気がよければあっという間に乾きます。選択のしやすさはたぶんピカイチ。	無地のものからおしゃれな柄のものまでいろいろ展開されているのでお好みのものを選べます。体全体に巻き付けてしまうので、もはや大人の服は見えません。おしゃれなホバラップ１個あれば親はパジャマのままで上の子の送迎とかできちゃいます。笑	綿95％、裏毛素材5％。サラッとした布ではなくてちょっとマットな布という感じ。ストレッチ性は抜群ですが、正直言って暑いです。冬にはうってつけですが、真夏に使用する可能性があればバンブー素材を使った「セレニティ」というラインの方が涼しいのでおすすめです。

■ババスリング　(新生児～13㎏まで使用可)

スリング　抱っこ紐　だっこひも　新生児　売れ筋　babaslings メッシュ　付属品なしで使用可　簡単装着　パパママ兼用　コンパクト　使用方法サポートサービス　洗濯機OK　抱っこひもベビー　出産祝　ババスリング　蒸れない　涼しい　MeshSling

価格:9,900円
(2020/7/9 15:38時点)
感想(28件)

生後間もない時期に赤ちゃんを連れださなければならない場合、どうしても縦向きの抱っこが抵抗ある場合もあると思います。そんな時、ババスリングなら赤ちゃんを横向きのままで抱っこすることができます。実際、保育園のお母さんで上の子の送迎時にババスリングを使っている方、結構多いです。どちらかというと抱っこの補助具というイメージで、片手で支えておく必要などがある一方で、赤ちゃんの自然な状態を保ったままで無理なく抱っこできるスリングです。
安定感 ★★★☆☆	着脱しやすさ ★★★★☆	洗濯しやすさ ★★☆☆☆	見た目 ★★★★☆	素材 ★★★☆☆
横抱きができるので、新生児や首すわり前の赤ちゃんでも安心です。ただ、基本的にスリングの上に乗せているという感じなので常に片手で押さえておく必要があります。	背中側のバックルで着脱するため、他のスリングと違いあらかじめ調節しておけるので簡単です。降ろす時もバックルを外すだけなので静かに降ろすことができます。	洗濯機での洗濯ができます。ただ、１枚布のものとは違って頑丈に縫製されていてバックルも付いているので、手洗いモードで洗う必要があるなど多少の注意が必要です。乾くのにも少し時間がかかります。	スポーティーでオシャレなデザインなので、女性だけでなく、男性が使うのにもおすすめです。これならご主人も気に入って使ってくれるかも。	綿100％。ただし、バックル部分はナイロン製ベルト。頑丈に縫製されているので厚みはありますが、完全に巻いてしまうスリングに比べると通気性は高めです。エルゴなどの抱っこ紐に近いイメージですね。

■Cuby　ベビースリング　(新生児～2歳頃まで使用可)

CUBY 新生児ベビースリング抱っこひもおんぶ調節可能抱っこひもメッシュ (グレー)

価格:5,896円
(2020/7/9 15:42時点)
感想(0件)

ババスリングとキュットミー！を足して２で割ったような形の商品です。肩紐のところを引っ張ってサイズ調整できたり、カーゼなどを入れられる小さなポケットがついていたりと細かいところの仕様が便利です。そしてこちらは抱っこだけでなくおんぶにも使えます。ただし、おんぶは生後３か月以降の首すわり後からしかできませんのでご注意を。お値段がお手頃なのも嬉しいポイントですね。
安定感 ★★★☆☆	着脱しやすさ ★★★★☆	洗濯しやすさ ★★☆☆☆	見た目 ★★☆☆☆	素材 ★★★☆☆
赤ちゃんを包む部分の布は広めです。十分はホールド感はあります。ただし、こちらも常に片手は添えておく必要があります。	肩に掛けて赤ちゃんを入れるだけ。あとはストラップを引っ張って調節すれば完了という簡単ステップで装着できます。また、外す時も大人の身体を抜くだけなので着地成功率は高いです。	ババスリングと同様、洗濯機での洗濯はできますが、縫製部分が多いため手洗い機能を使う必要があったり、乾くのに多少の時間がかかったりします。	他のスリングがどれもスタイリッシュな中、こしらは少々やぼったい感じもしなくはないです。が、その分お値段が安いので、使用期間も短いしと割り切れば悪くないと思います。	綿100％。ババスリング同様、通気性は高めです。そしてなんとメッシュ素材の商品も発売されています。絶対に暑いのは嫌だという方はぜひお試しください。

■トンガ　(腰すわり後～15㎏まで使用可)

トンガフィット　M ベビーキャリア　ベビーホルダー　抱っこひも　tonga【安心の正規輸入品】【送料無料　沖縄・一部地域を除く】

価格:3,667円
(2020/7/9 15:43時点)
感想(216件)

残念ながら新生児期からは使えないトンガですが、スリングとして有名なのでご紹介しておきます。こちらはメッシュ状に編んでありびよ～んと伸びる素材でできたスリングです。軽量・小さく折りたためて、必要な時にサッと出して使える抱っこの補助具です。ある程度お子さんが大きくなってきて、少し歩くようになってからがスリングの２度目の出番です。抱っこ紐に比べてコンパクトに畳めて持ち運びやすいスリングは途中で「抱っこ～泣」となった時のために持ち歩いて損はありません。そのさいにはトンガのような小さくなるものが便利ですね。
安定感 ★★☆☆☆	着脱しやすさ ★★★★☆	洗濯しやすさ ★★☆☆☆	見た目 ★★☆☆☆	素材 ★★★☆☆
腰座り後の抱っこの補助具という位置づけなのでホールド感はそれほどありません。ですが、伸縮性に富んだメッシュ素材で子供の身体はしっかり支えてくれるので、大人の腕の負担は軽くなります。	かぶるだけなので着脱は簡単。ただし、サイズがSMLとあるので、使用する人に合ったものを買う必要があります。夫婦で共有は難しいかも。。。	洗濯機での洗濯ができます。メッシュ素材なのですぐに乾きます。	おしゃれで有名なトンガ。単色のものも鮮やかなストライプ柄のものもあり、お好みに合わせて選ぶことができます。	メッシュなので通気性は抜群です。熱がこもる心配は一切ありません。